コンピュータ審査と医療ビッグデータ
~日本の未来を示唆する韓国の現状と問題点~
日 時 12月22日(土)午後2時30分~4時30分
場 所 京都府保険医協会・ルームA~C
講 師 イーコーポレーションドットジェーピー株式会社 代表取締役社長
明治大学公共政策大学大学院 兼任講師(CIO学)
総務省 電子政府推進員 廉 宗淳(よむじゅんすん) 氏
定員 65人
廉氏からのコメント
情報化先進国と言われる韓国。元を辿れば日本の医療保険制度をベンチマーキングして国民皆保険制度が導入されましたが、情報化の波に合わせてヘルスケア関連分野にもさまざまな先進的な取り込みを行っています。
韓国では1962年から本格導入された韓国版マイナンバーと医療保険データを紐づけたことにより、巨大な国民健康データが構築されました。今年からはこのビックデータを活用し、10大疾病予測サービスを提供し始めています。
また、近々日本でもデータヘルス改革の第一の柱である、基金の審査統一化が進んでいくと思いますが、韓国ではすでに地域医療保険組合(国保連合会同様)と職場医療保険組合(支払基金同様)を統合し、国民健康保険審査評価院という組織を作り医療保険審査を一本化して、審査業務の自動化に拍車をかけております。それによって、保険の請求から保険料の支払いまでの期間を飛躍的に短縮している韓国の医療保険審査システムの具体的内容をご紹介申し上げます。
今回の講演では医療ビックデータを活用し、開発された10大疾病予測サービスと保険審査請求事務の効率化を図った韓国の最先端保険審査評価システムを中心にご紹介申し上げます。
地区、医療機関名、参加者名、電話・ファクス番号を明記の上、
FAX(075-212-0707)にてお申し込みをお願いします