副理事長 茨木 和博
会員の声結集のため
協会総会へのご参加を!
昨年6月に副理事長に就任して1年が過ぎた。総務部会として理事、事務局の皆さんのご協力のもと頑張ってきたつもりであるが充分にできたか、いささか心もとないところである。
今年は、診療報酬と介護報酬の同時改定が行われ、全体で1・19%のマイナス改定となった。本体はわずかのプラス改定ではあったが、算定するにはハードルの高い加算がほとんどで、とても納得できるものではなかった。国は今後も社会保障費の削減を推し進めようとしており、我々保険医はこうした動きに対し結集し、国政、自治体に地域医療の充実のために声を上げていく必要があると考える。協会の会員数は5月末現在2365人で、会員の増加を目指して新たに共済制度利用勤務医会員を創設した。まだそれほど実績は上がってないが、勤務医師にもぜひ協会に入会してもらえるよう努力していくことが必要である。
京都府保険医協会の最高議決機関は総会である。このため、会員の総会出席を促す手立てを講じる。総会終了後には「講演会」や「懇親会」を開催し、新入会員をはじめ幅広い年代の会員や家族・従事者の方々にも参加いただき会員間の懇親を深めるとともに、保険医協会に対する理解を一層深めてもらうように努める。
また、総会に次ぐ議決機関である代議員会の充実をはかるため、毎年1月に開催される代議員会はネット配信できるよう整備し、平日でも多くの代議員に参加いただけるよう、当該地区医師会事務所の協力を仰ぎながら準備を進めたい。
来年の保険医協会「創立70周年」を迎えるにあたり、『70周年記念誌』と政策部会所管の『開業医医療崩壊の危機と展望―これからの日本の医療を支える若き医師たちへ』(仮称)の発刊を行い、第72回定期総会(2019年7月28日)においては、会員・家族・従事者とともに祝う「記念講演会・祝賀会」を企画する。
地区医師会、京都府医師会、京都府歯科保険医協会、保団連・近畿ブロック各協会等との連携を密にし、会員の声が国民、行政に届き、反映されるよう連携強化を図っていく。
その他にも文化活動として、ハイキング、音楽鑑賞、ワイン・日本酒講座などにも精力的に取り組んでいきたい。