介護療養病床等の廃止に備えて必要な期間を尋ねたところ、「無期限」とした施設が15施設(38%)、「6年超できるだけ長い期間」とした施設が12施設(31%)であった(図3-1)。「廃止対象」に限ると、実に半数の施設が「無期限」の経過措置期間を求めた(図3-2)。
既転換先は介護療養型老健が最多
転換方針について尋ねた。「すでに転換した」施設は、7施設(18%)で、転換先は、介護療養型老人保健施設が最も多かった(4施設)。「転換はまだだが決めている」施設が、6施設(15%)で、転換予定先は、20対1医療療養病床が2施設と多かった(図4-1)。
「廃止対象」に限ると、「『介護医療院』の全容がはっきりしてから」との回答が8施設(36%)と最も多く、「まだ全く考えていない」との回答も7施設(32%)を占めた(図4-2)。
〈既転換先の内訳〉
・介護療養型老健(4施設)
・20対1医療療養(2施設)
・25対1医療療養(介護療養病床から)
〈決めている転換先の内訳〉
・地域包括ケア病棟
・20対1医療療養(2施設)
・一般病床
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