決算報告について
岡所明良代議員(与謝) 特別積立金の目的と積立根拠についてお教えいただきたい。
垣田さち子理事長 京都でも近年災害が発生していることから、事務局の建物や備品、その他に被害があった際に備えて積み立てている。
八木晴夫会員(宇治久世) 特別積立金について、会員総数2374人で仮に1人当たり10万と計算すれば2億3700万円。会員数を基準に積み立ててはどうか。
花山弘事務局長 特別積立金は、万が一の災害発生等に備え、事業を継続することを目的に積み立てたもの。積立金額は、1カ月の事業費約3000万円という実績から、半年間分として計算している。
情勢について
島津恒敏代議員(中京西部) 自衛隊の戦争行為を合理化しようとする安倍内閣を絶対軽視してはいけない。我々は、平和があってこそ医療があるということを忘れてはならないと考える。森友・加計問題に端を発し、いわば実態をあらわにした内閣を徹底的に追及していく姿勢が必要だ。
渡邉賢治副理事長 政治を変えなくてはいけないという思いのもと、戦争法廃案を掲げた集会やパレードなどが各地で今も開催されている。協会も、しっかりとその運動を引き継いでいかなくてはいけないと考えている。
基本方針について
門祐輔代議員(綾部) 医師偏在問題について、都市部と地域の差は開く一方となっている。ついては、基本方針の「医師偏在問題については、安易な上からの配置・管理制度を導入しない」に続けて、「一方で、医療の地域格差の解消は大切な課題であり、実態把握を含め対策を検討する」という文章を入れ、問題意識として明記していただきたい。あわせて、実態把握もお願いしたい。
渡邉副理事長 ご提案の文章を入れて基本方針としたい。2017年度の地区医師会との懇談会では、より明確にそれぞれの地域医療における課題や問題点などをお聞きし、国や自治体に要請・要望していきたいと考えている。