診療報酬大幅引き上げなど求める 要請署名にご協力を!  PDF

 中医協は外来、在宅医療、入院の各項目についてすでに一通り議論を終えている。夏から秋にかけては第2ラウンドとして「各検討項目の具体的な方向性について」議論を進め、年末にかけて第3ラウンドとして「改定の基本方針を踏まえた対応について」議論を進める。
 協会はこれまで、会員実態調査の結果を基に、厚労省に対して改善要請を行ってきた。資料を示して当局に理解を求めることで、調査結果が中医協資料に採用される、一部具体的に改善される等の結果を得てきた。
 また、会員署名を集約しこれを力として、保団連とは別に厚労省交渉を実施。直接厚労省担当者に届けて改善を求め、この取組でも診療報酬の改善につなげてきた。協会がまとめた要求項目以外に会員が署名用紙に書き込んだ独自要求も別紙にまとめて提出してきた。
 会員の意見、京都の医療現場の実態、要求を直接届ける運動は有効である。多数の署名の力によって、第2ラウンドと目される秋までに、厚労省に署名を提出して改善を要請したいと考えている。また、首相、財務相、中医協会長・委員等関係各所にも要請する。
 会員各位におかれては、運動にご理解、ご協力いただき、本紙同封の「改善要請書」にご署名の上、協会までご返送願いたい。なお、締切は8月31日(木)。

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