東日本大震災から6年となる3月11日に、円山野外音楽堂で「バイバイ原発3・11きょうと」を開催。参加者は2500人となった。主催はバイバイ原発きょうと実行委員会。

集会では、南相馬市から避難している福島敦子氏が親子でスピーチ。差止め訴訟弁護団若手弁護士の鹿島啓一氏と、飯舘村酪農家の長谷川健一氏が講演を行った。
発生時間に合わせて、「祈りと追悼」の時間を設定。東日本大震災で失われた命や福島第一原発事故で奪われた故郷、生活などすべてのものに思いを馳せようと朗読劇と献花を行った。
その後、ＳＯＵＬ　ＦＬＯＷＥＲ　ＵＮＩＯＮの中川敬氏がライブパフォーマンスを行い、参加者全員で「福島を忘れるな」「命が大事」「再稼働反対」と声をあげ京都市役所前までデモ行進を行った。沿道の人々には「原発事故を二度と繰り返すことなく、核と原発のない世界を子どもたちに手渡そう」とメッセージをつけた花を手渡し、原発反対を訴えた。

飯舘村の長谷川氏が訴え
「バイバイ原発」の横断幕を掲げ、沿道の人々にアピール
昨年を上回り、2500人が参集した