7対1と10対1、患者像に変化なし?/中医協・検証部会  PDF

7対1と10対1、患者像に変化なし?/中医協・検証部会

 11月10日の中医協・診療報酬改定結果検証部会に報告された2009年度特別調査の速報で、7対1入院基本料を算定する病棟の入院患者のうち、急性期医療の必要度の高い患者が約3割を占めることが分かった。ただ、同時に実施した10対1入院基本料算定病棟の入院患者についても、3割程度が急性期医療の必要度が高いと推測され、委員からは「あまり変わらないのでは」との指摘もあった。

 地域連携クリティカルパスを評価する「地域連携診療計画管理料」「地域連携診療計画退院時指導料」を算定した患者の割合は、大腿骨頸部骨折では「管理料」が29.5%、「指導料」が26.3%、08年度改定で導入された脳卒中は「管理料」が13.2%、「指導料」が16.1%だった。(11/11MEDIFAXより)

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