3療法士会と共催で検討会
リハビリ新点数の運用を解説
協会は5月19日、リハビリ新点数運用検討会を開催した。共催は府理学療法士会、作業療法士会、言語聴覚士会。理学療法士らと共催するのは昨年の施設基準適時調査に係る学習会以来2回目となる。医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など53人が参加した。
新設された「疾患別リハビリテーション料の初期加算」の施設基準や、「外来リハビリテーション診療料」の算定方法など、今回の診療報酬・介護報酬改定の内容について、リハビリ部分を中心に解説。そのほか、参加者から事前に寄せられた質問を紹介し、回答する形で説明した。その後の質疑応答では参加者から、新点数に関する質問だけでなく、日常業務の中で感じている疑問などが数多く出された。また、要介護・要支援者に対する維持期リハビリテーションが原則2014年3月31日までとされたことについて、それ以降の取り扱いを危惧する声があったほか、一部算定基準が変更された「訪問リハビリテーション」に関する解釈が複雑であり、現場は混乱しているとの意見が出された。