2010年度の平均保険料率9.9%に/協会けんぽ
全国健康保険協会は11月17日、2010年度の協会けんぽの平均保険料率が法定上限(10%)に迫る9.9%になる見通しを明らかにした。従来は9.5%との見通しを示していたが、被保険者の賃金低下に伴う保険料収入の減少や、インフルエンザの流行による医療費の増加などが要因でさらに引き上げる必要が生じた。会見した小林剛理事長は「厳しい状況を踏まえると、診療報酬全体を底上げする状況にない。産科、救急など、めりはりをつけた改定を考えていく必要がある」と強調した。(11/18MEDIFAXより)