11月の事故報告件数26件 医療安全調査機構が発表  PDF

11月の事故報告件数26件 医療安全調査機構が発表

 日本医療安全調査機構は12月9日、10月から始まった医療事故調査制度で11月中に26件(診療所2件、病院24件)の医療事故報告を受け付けたと発表した。10月分で取り下げの報告が1件あったことから、累計で45件となった。医療事故調査報告(院内調査結果)件数も1件あった。

 診療科別の主な内訳は内科5件、消化器科3件、外科3件、脳神経外科3件、産婦人科3件であった。

 相談件数は160件(累計410件)であった。内容による集計では190件(複数計上)で、相談内容の内訳は、支援の求め方に関することを含めた「院内調査」に関する相談45件(24%)、「医療事故報告の範囲やその判断」に関する相談41件(21%)、相談や報告の「手続き」に関する内容38件(20%)、「センター調査」に関する内容10件(5%)、再発防止1件(1%)、その他55件(29%)であった。

 その他には、制度開始前の死亡事例等、明らかな対象外の事例について、対象となるかどうかという問い合わせが22件含まれていた。

ページの先頭へ