10・19中央集会に5000人/STOP!医療・介護崩壊
保団連も参加する実行委員会(12団体で構成) が主催する「STOP!医療・介護崩壊増やせ社会保障費10・19中央集会」が10月19日、東京・日比谷公会堂で開かれ、全国から約5000人が参加した。
集会では、参加者が「医師・看護師・介護士を増やして、安全・安心の医療、介護の実現を!」と次々と舞台に立ってリレー発言を行った。また、済生会栗橋病院の本田宏副院長、6月に発足した全国医師連盟代表の黒川衛氏、労働者福祉中央協議会の笹森清会長らが連帯の挨拶をした。
集会は最後に「解散・総選挙は間近い。国民のいのち、健康を最優先にする政治への転換を実現する絶好のチャンス。声を上げよう」とする集会アピールを採択し、都内をパレードした。
政党からは、日本共産党の小池晃参議院議員が会場挨拶、社会民主党の福島みずほ党首、国民新党の自見庄三郎副代表がメッセージを寄せた。なお、当日会場で挨拶を予定していた民主党の鈴木寛参議院議員からは、所用で急遽欠席するとの連絡があり、集会への賛同の意志が伝えられた。
同集会は「医師・看護師・介護士を増やして、安全・安心の医療介護を」のスローガンの下、一昨年から開かれており今年で3回目。
賛同は、労働組合、患者会、各地医師会、歯科医師会など39団体、香山リカ、大谷昭宏、稲川淳二、湯浅誠各氏ら個人12人からも賛同が寄せられた。