1月医療事故報告件数は33件 遺族が初のセンター調査を依頼  PDF

1月医療事故報告件数は33件 遺族が初のセンター調査を依頼

 日本医療安全調査機構は10月にスタートした医療事故調査制度の1月状況を2月16日に公表した。センターに初の調査依頼が遺族から1件あった。

 1月の医療事故報告受付件数は33件(診療所1件、病院32件)で、診療科別の主な内訳は、内科・整形外科各5件、心臓血管外科・泌尿器科各4件、外科・精神科各3件であった。11月の報告件数では、母体とその胎児の死亡を2件として集計し直したため、26件を27件に修正した。累計件数は115件(診療所12件、病院103件)となった。

 相談件数は132件(累計729件)で、内容による集計では144件(複数計上)であった。相談内容の内訳は、「医療事故報告の判断」に関する相談が38件(26%)、「手続き」に関する相談が36件(25%)、「院内調査」に関する相談が34件(24%)、「センター調査」に関する相談が6件(4%)、その他30件(21%)であった。

 院内調査結果報告が8件行われ、累計15件となった。

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