08年度補正予算案を臨時国会に提出/厚労省分は3498億円

08年度補正予算案を臨時国会に提出/厚労省分は3498億円

 政府は9月29日、2008年度の補正予算案を閣議決定し、臨時国会に提出した。厚労省分は、高齢者医療制度の改善策として計上した2528億円を含めた3498億円となっている。

 高齢者医療制度の改善策として、70−74歳の医療費自己負担増の凍結と被用者保険の被扶養者に対する保険料の9割軽減を09年度も継続実施するための費用を盛り込んだ。低所得者の保険料減免措置に対する予算も確保する。

 このほか、タミフルやワクチンの備蓄など新型インフルエンザ対策の強化に491億円を計上。管制塔機能を担う救急医療機関や、短時間勤務制度を導入する病院に対する支援策など、09年度予算概算要求で要求項目となっている事業の前倒し実施を含めた医療体制確保策として78億円を盛り込んでいる。(9/30MEDIFAXより)

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