08年度改定の影響調査項目を了承/中医協・検証部会
中医協・診療報酬改定結果検証部会は11月5日、2008年度診療報酬改定の影響を調べる特別調査の調査項目を大筋で了承した。11月には調査を開始し、09年3月には報告書を作成する予定だ。特別調査の対象となるのは、(1)病院勤務医の負担軽減、(2)外来管理加算の意義付けの見直しの影響、(3)後発医薬品の使用状況、(4)後期高齢者診療料の算定状況、(5)後期高齢者終末期相談支援料の算定状況―について。
現在凍結されている後期高齢者終末期相談支援料に関する一般診療所向けの調査は、凍結前に算定していた可能性が高い在宅療養支援診療所と内科を標榜する診療所を対象とし、支援料算定の妥当性などを尋ねる。終末期の診療方針に関する話し合いの状況や具体的内容を担当看護師に尋ねるほか、20歳以上の国民に終末期の治療方針に関する話し合いや文書提供などについての意見を聞く。(11/6MEDIFAXより)