ＴＰＰ参加による皆保険崩壊を否定／前原外相

　前原誠司外務相は２月４日の衆院予算委員会で、環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）への参加をめぐり、国民皆保険の崩壊を懸念する声が野党から出ていることについて「私はそういう認識はない」と述べ、懸念を否定した。また、蓮舫行政刷新担当相は同委員会で、規制・制度改革に関する政府方針を３月下旬に閣議決定することについて「ＴＰＰを前提とした改革を行うことを念頭に置いたものではない」と語った。いずれも社民党の服部良一議員の質問に答えた。（２/７MEDIFAXより）