TPPと医療「慎重に取り扱う」/玄葉国家戦略担当相  PDF

TPPと医療「慎重に取り扱う」/玄葉国家戦略担当相

 玄葉光一郎国家戦略担当相は2月10日の衆院予算委員会で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への日本の参加をめぐって「医療など人の命、健康に関わる分野については、国際交渉においても慎重に扱っていかなければならない」と述べた。共産党の吉井英勝氏の質問に答えた。

 玄葉担当相は、世界貿易機関(WTO)や経済連携協定(EPA)で日本が他国と結んでいる医療に関する取り決めについて▽病院サービスへの外国資本の参加を制限しない▽日本の医師免許を取得した外国人が日本国内で医療サービスを提供することを制限しない―程度にとどまっていると説明。TPP参加が医療などに与える影響については、日本が主体的に判断していくとの姿勢を示した。(2/14MEDIFAXより)

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