MSDの「ガーダシル」、3ワクチン接種事業に追加/9月15日から
厚生労働省は9月15日から、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の子宮頸がん予防ワクチンにMSDの「ガーダシル」を追加する。厚労省健康局結核感染症課、医薬食品局血液対策課が連名で8月25日、都道府県担当部局に対し事務連絡した。
MSDの「ガーダシル」は7月1日付で薬事承認を受け、8月26日から発売が開始されている。発売後の供給見込みや実施体制の準備期間を考慮し、9月15日から子宮頸がん予防ワクチンの公費助成対象に追加することとした。9月14日以前にガーダシルを接種した場合は、助成対象とならない。また、ガーダシルの追加によるワクチンの基準単価の変更は行わない。
ガーダシルは当初流通量が限られるため、厚労省はサーバリックスとガーダシルの両ワクチンを活用し円滑に事業を実施するよう求めている。(8/29MEDIFAXより)