IFN医療費助成「積極的な受診勧奨を」/厚労省懇談会
B型、C型肝炎患者を対象に行われているインターフェロン治療の医療費助成制度で、2008年4−12月の受給者証交付申請件数は3万8001人にとどまっていることが、厚生労働省健康局肝炎対策推進室のまとめで分かった。同室が10日、全国肝炎総合対策推進懇談会で明らかにした。申請者のうち、実際に受給者証の交付を受けた人は3万5734人で、制度開始当初に目標としていた年間10万人を大きく下回る見通し。懇談会の委員からは、治療につながる肝炎ウイルス検査の受診者を増やすため、積極的な受診勧奨を求める意見が相次いだ。(6/11MEDIFAXより)