Hibワクチンの定期接種化を/厚労相へ要望書提出  PDF

Hibワクチンの定期接種化を/厚労相へ要望書提出

 「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」(代表=田中美紀氏)は3月23日、長妻昭厚生労働相と面会し、Hibワクチンや肺炎球菌ワクチンを定期接種に位置付けるよう求める要望書を手渡した。長妻厚労相との面会後の記者会見で同会は、Hibワクチンなどの定期接種化について「厚生科学審議会・感染症分科会予防接種部会で抜本的な改正の議論を進めているとうかがった」とした上で、「抜本的議論もよいが、子どもたちの命を救うために、すぐにできることは定期接種化。一刻も早い、Hibワクチンや肺炎球菌7価ワクチンの定期接種化を」と訴えた。

 同日午前に、同会が主催した国会内学習会には与党や公明党、共産党から十数人の国会議員らが参加した。参加議員からは「治療から予防へという流れを生み出さなくてはならない」「ワクチン行政を確立させる必要がある」などの声が上がった。(3/24MEDIFAXより)

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