DPC病院、8割以上が毎日/救急医療を提供特別調査の速報
厚生労働省は10月5日の中医協・DPC評価分科会(分科会長=西岡清・横浜市立みなと赤十字病院長)で、DPCの新たな機能評価係数の設定に向けて実施した特別調査の結果速報を報告した。DPC対象病院・準備病院の8割以上が毎日、救急医療を提供しており、輪番制に参加して救急医療を提供する病院も含めると9割を超えた。一方、救急医療に関する国などからの補助金を受けているのは7割を下回った。
調査に回答した病院のうち、救急医療を毎日提供していると回答したのは83.4%。特定機能病院に限ると93.6%で、病床規模が大きくなるに従って毎日提供する病院の割合が高くなっていた。輪番日のみ提供すると回答したのは全体の10.3%だった。(10/6MEDIFAXより)