C型肝炎ウイルス検診、102万人が受診/07年度実績、感染者は8400人  PDF

C型肝炎ウイルス検診、102万人が受診/07年度実績、感染者は8400人

 市町村が実施している肝炎ウイルス検診で、207 年度のC型肝炎ウイルス検診の受診者は102万4371 人で、このうちウイルス感染の可能性が極めて高いと判定された人は8412人だったことが、厚生労働省のまとめで分かった。感染者率は0.8%だった。

 肝炎ウイルス検診は国のC型肝炎等緊急総合対策の一環として02−06年度に、40−70歳の老人保健法に基づく健診の受診者に対して5歳刻みで実施。07 年度からは対象を変更し、40歳の健診受診者全員と基本健診で肝機能の異常を指摘された人、06年度までの検診を受けていない人に対して実施している。

 厚労省によると、C型肝炎ウイルス検診の受診者のうち40歳検診の受診者は12万9246人。40歳以外の受診者は89万5125人だった。

 一方、B型肝炎ウイルス検診の受診者は、40歳検診の受診者が13万78人、40歳以外の受診者が89万8561人で計102万8639人。このうちHBs抗原検査で陽性と判定された人は1万388人で、感染者率は1.0%だった。(3/4MEDI FAXより)

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