8病院が累積欠損金/07年度府内公営企業決算
京都府は11月15日、2007年度の府内市町村(京都市除く) 公営企業の決算状況を公表した。地方財政健全化法に基づく連結決算導入で10事業が赤字になったほか、公立病院では11病院中、8病院が累積欠損金を抱えるなど厳しい経営状況が続いている。
府内の市町村は、上下水道、ガス、病院などの公営企業計118事業を運営している。
病院事業でも、医師不足の影響で患者数が回復せず、経営環境が悪化し、福知山市民病院、舞鶴市民病院など8病院の累積欠損金は前年度より計約16億円増えた。