7号機起動了承へ、柏崎刈羽原発/地元は受け入れ議論、地震後初
2007年の新潟県中越沖地震後、停止中の柏崎刈羽原発7基のうち、東京電力が計画している7号機の原子炉起動について、経済産業省原子力安全・保安院は2月7日までに、了承する方針を決めた。
東電は停止状態での試験などを終了し、地震後初の起動ができる状態をほぼ整えている。ただ地元の新潟県、柏崎市、刈羽村は、起動前に地元了解が必要とし、協議を始めたばかり。東電も了解を得るまで起動を待つ考えで、時期は未定。
東電は起動、運転は設備の機能や安全確認などの試験としているが、順調ならそのまま営業運転入りするとみられ、夏の電力需要ピーク期までに営業運転を再開する可能性がある。【共同】