2010年度補正予算が成立
円高・デフレに対応する緊急総合経済対策を柱とする2010年度補正予算が11月26日、成立した。厚生労働省関係では、地域医療再生基金の拡充や、子宮頸がんとHib(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌のワクチン接種への公費助成などを盛り込んでいる。
補正予算案は参院予算委員会と同本会議で、社民党と新党改革を除く野党の反対多数で否決。すでに可決していた衆院と議決が異なったことを受けて開かれた両院協議会でも意見は一致せず、衆院本会議で憲法の規定に基づき衆院の議決が国会の議決となることが宣言され、成立した。(11/30MEDIFAXより)