2009年の医療事故は1895件/医療機能評価機構が年報  PDF

2009年の医療事故は1895件/医療機能評価機構が年報

 日本医療機能評価機構は8月31日、医療事故に関する2009年の年報を発表した。国立病院機構や大学病院など報告義務がある医療機関273の報告件数は1895件で、年間を通じたデータがある05年以来、最大の件数となった。任意で参加登録している医療機関427の報告件数は169件。合計は2064件で、これも過去最大となった。

 報告義務対象医療機関の1895件の内訳を見ると、事故の程度は▽死亡=156件▽障害残存の可能性がある(高い)=185件▽障害残存の可能性がある(低い)=562件▽障害残存の可能性なし=608件▽障害なし=305件─となっている。事故概要で上位を占めた項目としては▽療養上の世話=770件▽治療処置=528件▽医療用具等=165件▽薬剤=107件─となっている。(9/2MEDIFAXより)

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