２次補正で医療提供体制確保を／保団連が要請書

　保団連は５月１９日、東日本大震災被災地での被災者医療と医療提供体制の確保を２次補正予算で実施するよう求めた要請書を菅直人首相や細川律夫厚生労働相らに提出した。

　要請書には▽被災者に対する医療の確保に関する要請▽被災した医療機関に対する対策▽医療確保支援のための対策―の３点を盛り込んだ。

　被災した医療機関に対する対策では、休業せざるを得なかった期間の休業補償や被災した医療機関の解体・撤去費用への公的助成、二重ローンの回避などを求めた。このほか、医療貸付事業による融資の全期間を無利子にすることや、地域医療再生臨時特例交付金の増額などを要請した。（５/２３MEDIFAXより）