2年目で実施率微増/特定健診で厚労省公表  PDF

2年目で実施率微増/特定健診で厚労省公表

 2009年度の特定健診実施率は40.5%で、08年度(確
定値)から1.6ポイント増加したことが、厚生労働省が1月21日に発表した「09年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況(速報値)」で分かった。特定保健指導対象者のうち指導を終了したのは13.0%で、08年度(確定値)から5.3ポイント増えた。

 09年度の特定健診の対象者数は約5220万人で、受診者数は約2115万人。特定保健指導の対象者数は約399.8万人で、指導を終了したのは約51.8万人だった。 受診者数に占める内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)該当者の割合は14.4%で、内臓脂肪症候群予備群は12.3%だった。

 保険者別の特定保健指導実施率では、市町村国保が21.5%で最も高く、次いで組合健保12.4%、船員保険9.8%、共済組合9.4%、全国健康保険協会7.2%、国保組合6.9%だった。

 厚労省は、09年度の特定健診実施状況に加え、都道府県から収集する医療費適正化に向けた取り組み内容や、平均在院日数の変動などを踏まえ、全国医療費適正化計画の中間評価を10年度末までにまとめ公表する予定だ。(1/24MEDIFAXより)

ページの先頭へ