12年度改定へ「重症化予防の視点を」/日看協、医療部会に意見書
社会保障審議会・医療部会の齋藤訓子委員(日本看護協会常任理事)は10月27日、医療部会へ「2012年度診療報酬改定の基本的認識、視点、方向等(案)について」とした意見書を提出した。厚労省が示している改定の視点に対し「地域で継続的に療養相談や療養指導を受け、疾病の重症化・悪化予防を図る視点が必要」としている。
また、重点的に取り組む課題や具体的な次期改定の方向として厚労省が示した▽医療従事者の負担軽減▽医療と介護の役割分担の明確化▽地域での連携体制強化の推進▽在宅医療などの充実―については「賛同するとともに、着実な推進を求める」とした。(10/28MEDIFAXより)