11年度4次補正予算が成立/3ワクチンの助成を継続
総額2兆5345億円の2011年度第4次補正予算案は2月8日、参院本会議で民主、自民、公明各党などの賛成多数で可決、成立した。子宮頸がんなど3ワクチンの接種に対する公費助成は12年度末まで延びる。70−74歳の医療費の窓口負担も、12年度は1割のままとなる。11年度一般会計予算は、当初から4次まで合わせて計107兆5105億円となった。
4次補正予算では、子宮頸がん・Hib(インフルエンザ菌b型)・小児用肺炎球菌ワクチンに関する公費助成に526億円、70−74歳の医療費窓口負担の1割維持に2719億円を積んだ。ほかに、妊婦健康診査支援基金の12年度末までの延長に181億円、障害者自立支援対策臨時特例基金の12年度末までの延長等に152億円を計上した。(2/7MEDIFAXより)