1000g未満児、35年で3倍増/厚労省調査  PDF

1000g未満児、35年で3倍増/厚労省調査

 厚生労働省が12月9日、毎年実施している人口動態統計を基に詳細な分析をまとめた2010年度「出生に関する統計」の概況を発表した。出生時体重が1000gに満たない超低体重児が1975−2009年の35年間で約3倍に増えていることが分かった。

 単胎で生まれた超低体重児は75年には877人だったが、09年には2566人に達し2.93倍に増加。多胎出産の場合も75年には163人だったが09年には584人と3.58倍となっている。

 超低体重児を含めた低体重児(出生時体重2500g未満)数は、09年は8万7281人で75年と比べ1.5%増。特に多胎出産の場合は75年が1万981人だったが、09年には1万5390人と1.4倍に増えている。(12/10MEDIFAXより)

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