100歳高齢者、過去最高に/厚労省発表
厚生労働省は9月14日、2010年度中に100歳になる高齢者は2万3269人で、前年度から1666人増加したと発表した。うち男性は前年度比145人増の3510人、女性は前年度比1521人増の1万9759人だった。10年度100歳になる高齢者には、9月15日「老人の日」記念行事として、内閣総理大臣から祝状と記念品が贈呈される。
自治体の協力の下、厚労省が10年度中に100歳になる高齢者を対象に所在・存命確認を実施したところ、確認が取れなかった高齢者が10人いた。長妻昭厚生労働相は9月14日の閣議後の会見で「医療情報を使ってご本人の安否などを確認していくという施策を自治体と共有して、この問題にきちんと取り組んでいきたい」と述べた。
住民基本台帳によると、9月1日現在で100歳以上の高齢者数は前年度から4050人増の4万4449人で、過去最高だった。(9/15MEDIFAXより)