１０年度介護費は総額７兆９３０８億円／国保中央会

　国保中央会が７月１９日に発表した２０１０年度の介護費等の動向によると、総額は７兆９３０８億円で、０９年度から４.９％増加した。サービス受給者数は１０年度月平均で４１１万人で、０９年度から４.７％増加した。

　サービス種類別に介護費を見ると、施設サービスが３兆３３６０億円（前年度比１.３％増）で、うち介護療養型医療施設は４２２３億円（同６.８％減）。居宅サービスは３兆８８８０億円（同７.２％増）で、うち訪問看護が１４５６億円（同６.５％増）、訪問リハビリテーションが２５８億円（同１６.５％増）だった。地域密着型サービスは７０６８億円（同１０.０％増）だった。

　受給者１人当たりの平均介護費（月額）は、施設サービスが３３.０万円、居宅サービスが１０.８万円、地域密着型サービスが２２.２万円だった。（７/２０MEDIFAXより）