高齢者制度「改革会議」メンバー決定/11月中に初会合  PDF

高齢者制度「改革会議」メンバー決定/11月中に初会合

 足立信也厚生労働政務官は11月6日の記者会見で、新政権が掲げる後期高齢者医療制度廃止後の新たな制度設計を検討する「高齢者医療制度改革会議」のメンバーを発表した。座長は岩村正彦・東京大大学院教授が務める。11月中に初会合を開催する予定だが、その後のスケジュールなどについては、会議の議論の中で決める。

 足立政務官は、改革会議での検討の「基本的な考え方」として▽後期高齢者医療制度は廃止▽「地域保険としての一元的運用」の第一段階として、高齢者のための新たな制度を構築▽年齢で区分するという問題の解消▽市町村国保などの負担増に十分配慮▽高齢者の保険料急増や不公平にならないようにする▽市町村国保の広域化につながる見直しをする―の6点を挙げた。(11/9MEDIFAXより)

 岩村正彦(東京大大学院法学政治学研究科教授・座長)▽阿部保吉(日本高齢・退職者団体連合事務局長)▽池上直己(慶応大医学部医療政策・管理学教室教授)▽岩見隆夫(政治評論家・毎日新聞客員編集委員)▽岡崎誠也(全国市長会国民健康保険対策特別委員長・高知市長)▽小島茂(連合総合政策局長)▽鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)▽神田真秋(全国知事会社会文教常任委員会委員長・愛知県知事)▽見坊和雄(全国老人クラブ連合会相談役・理事)▽小林剛(全国健康保険協会理事長)▽近藤克則(日本福祉大社会福祉学部教授)▽齊藤正憲(日本経団連社会保障委員会医療改革部会長)▽対馬忠明(健保連専務理事)▽堂本暁子(前千葉県知事)▽樋口恵子(高齢社会をよくする女性の会理事長)▽三上裕司(日本医師会常任理事)▽宮武剛(目白大大学院生涯福祉研究科教授)▽山本文男(全国町村会会長・福岡県添田町長)▽横尾俊彦(全国後期高齢者医療広域連合協議会会長・佐賀県後期高齢者医療広域連合長・佐賀県多久市長)

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