高齢者住宅、整備促進へ予算倍増/国交省の概算要求  PDF

高齢者住宅、整備促進へ予算倍増/国交省の概算要求

 国土交通省は8月27日、2011年度予算の概算要求を発表し、医療・介護と連携したサービス付き高齢者賃貸住宅の整備を促進するため、10年度予算の約2倍となる350億円を要求した。うち300億円は、成長戦略などに充てる「特別枠」に計上している。

 国交省は、11年度からの10年間で60万戸を目標に整備を進める考え。初年度は3万戸の整備を目指し、建築を行う事業者を低利子融資や補助金で支援する。

●登録制度創設で質担保

 さらに、悪質事業者を排除するため、事業者の登録制度を創設する。サービスに問題があれば登録を取り消すことで質を担保することとし、厚生労働省と連携して登録基準を設ける。(8/30MEDIFAXより)

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