高齢者世帯20%に/09年度国民生活基礎調査  PDF

高齢者世帯20%に/09年度国民生活基礎調査

 厚生労働省が5月20日に発表した「2009年度国民生活基礎調査の概況」で、「高齢者世帯」の数が962万3000世帯となり、全世帯数に占める割合が20.0%に達したことが分かった。全世帯数に占める割合は前年度調査より0.7ポイント上がった。

 「高齢者世帯」とは▽65歳以上の人のみ▽65歳以上の人と18歳未満の未婚者―で構成する世帯を指す。世帯構成別の全高齢者世帯に占める割合を見ると、「夫婦のみ」が前年度比0.9ポイント下がり48.6%となる一方、「単独世帯」は1.1ポイント増え48.1%となった。特に、男性の単独世帯が全高齢者世帯に占める割合が0.9ポイント増えて13.4%となり、女性の単独世帯の伸び(前年度比0.3ポイント増の34.8%)を上回った。(5/21MEDIFAXより)

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