高額療養費「負担額引き下げを」/保団連が要望
保団連は5月27日付で、高額療養費制度の改善を求める要望書を、長妻昭厚生労働相ら政務三役に提出した。限度額の引き下げなどにより、患者の負担軽減などを行うよう訴えている。
「所得の低い層」や「高額の医療費負担が長期にわたる患者」については、限度額を現行水準の2分の1程度に引き下げるよう要望。さらに「応益の仕組み」について「重度で高度の治療が必要な人ほど負担が増える」と指摘し、完全撤廃を求めた。
このほか、手続きの簡素化や、広報活動の充実などを求めた。(5/31MEDIFAXより)