高度医療第1号承認を報告/中医協・総会
中医協は8月27日の総会で、薬事法上の適応外使用や未承認の医薬品・医療機器を含む医療技術について、一定の条件下で保険診療との併用を認める「高度医療評価制度」の初適用対象となっていた「腹腔鏡補助下肝切除術」を先進医療として承認したことを報告した。
同技術は、ラジオ波焼灼装置を適応外使用して肝切除するため、従来の先進医療とは別に規定された「高度医療」として8日の先進医療専門家会議で先進医療に承認されていた。自己負担分の費用は約44万9000円で、申請した岩手医科大付属病院に限って使用が認められる。このほか、甲状腺髄様がんに用いられる「RET遺伝子診断」を先進医療として承認したことも報告した。(8/28MEDIFAXより)