頑張っている医師に感謝/麻生首相  PDF

頑張っている医師に感謝/麻生首相

 麻生太郎首相は12月10日の参院予算委員会で、「明らかに医師は不足しつつあると思っている」とし、特に地方で医師不足の実態があるとの認識を強調した。市川一朗氏(自民) の質問に対する答弁で述べた。

 麻生首相は「地域にしっかり根を張ってやっている医師を大勢知っている。後継者に悩んでいたり、患者の搬送が難しいなど、いろいろな問題がある」と指摘。「医師1人でやらざるを得ないこともある。小児科、産婦人科、救急医療などで特に医師が足りていないというのが実態だ。これは地域でよく見られる傾向だと理解している。頑張っておられるお医者さんには感謝している」と述べた。

 また、公立病院が閉鎖に追い込まれている現状を踏まえ「公立病院に対する地方財政への措置の充実は、今後考えなければならない重大な点である」と説明した。山下芳生氏(共産) の質問に対する答弁で述べた。(12/11MEDIFAXより)

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