震災関連の要望書を政府に提出/保団連
保団連は4月8日、東日本大震災の被災者や、被災した医療機関に対する支援要望書を菅直人首相、細川律夫厚生労働相、衆参厚生労働委員宛てに送付した。被災した医療機関の支援策として▽被災地の医療機関からの保険請求については審査を待たず、直ちに支払う措置を講じる▽被災した全ての民間医療機関に対し、再建に見合う公的助成を行い、長期間無利子の緊急融資を行う─など3項目を求めている。
被災者支援策では▽一部負担金の免除期間を当面の間とする▽全被災者の医療保険料や介護保険料の全額免除▽入院患者への専門外の治療を確保するため、他医療機関受診の規制を凍結する─など5項目を求めている。このほかにも計画停電の回避や、医療に関する情報提供の徹底などを要望した。(4/11MEDIFAXより)