電子カルテの「標準」に8規格/保健医療情報会議が合意  PDF

電子カルテの「標準」に8規格/保健医療情報会議が合意

 厚生労働省の保健医療情報標準化会議(座長=大江和彦・東京大大学院教授)は1月25日、医療情報標準化推進協議会(HELICS)が採択する8規格を、厚労省が認める電子カルテなどの標準規格とすることに大筋で合意した。厚労省は近く、パブリックコメントの募集を経て2009年度中にも正式に決定する。

 厚労省の標準規格として認められたのは?医薬品HOTコードマスター?JAHIS臨床検査データ交換規約?医療におけるデジタル画像と通信(DICOM)?ICD10対応標準病名マスター?患者診療情報提供書および電子診療データ提供書?診療情報提供書?IHE統合プロファイル可搬型医用画像およびその運用指針?保健医療情報−医療波形フォーマット−第92001部:符号化規則―。うち?と?は現在、HELICSの審査の手続き中だが、09年度中に採択される見通しのため標準規格とすることで合意した。

 「標準規格」が決定すれば、厚労省は地域医療連携の充実などに向けて、各医療機関での「標準規格」の活用を推進していく。(1/26MEDIFAXより)

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