雇用保険の国庫負担、撤廃に言及/行政支出点検会議
2009年度予算編成に向けて厚生労働省などの無駄な支出の改善を検討している「行政支出総点検会議」の第2ワーキングチーム(WT) は10月20日、厚労省に対し雇用保険に関する国庫負担撤廃の必要性などを指摘した。
会議終了後に会見した第2WT主査の大塚宗春氏(早稲田大教授) は、国庫負担撤廃について「厚労省側はすぐにイエスとは言わない」と述べ、今後厚労省に雇用保険の積立金規模に関する詳細な説明を求める方針を示した。雇用保険の保険料率引き下げについても、引き続き求めていく。(10/21MEDIFAXより)