院内研修企画などお気軽にご相談を

「次回算定に活かしたい」との声も！

　協会では、保険診療や医療安全など、協会が行っているさまざまな事業とノウハウを活かし、院内研修の企画の相談に応じたり、講師派遣をおこなったりしている。1月29日には「在宅医療点数に関する勉強会」を西陣地区の診療所にて開催した。参加者は、医師、看護師、事務員など10人。「往診料」と「訪問診療料」の違いなどの基礎的な事項のほか、「在宅時医学総合管理料」や「在宅がん医療総合診療料」などの管理料について、算定の留意点や算定漏れしやすい点数を中心に解説した。

　とくに終末期医療における在宅医療の算定の仕方は非常に複雑であり、同じ診療行為を行っていても、算定の仕方によって点数が大きく異なってくる。診療所から提示された、実際の患者の症例を参考に、ターミナルケア加算や看取り加算などについて詳しく説明を行った。

　少人数だったこともあり、医療機関からさまざまな質問を受け、説明した。「取り漏れていたかもしれない点数が見つかり、次回からの算定に活かしたい」との声もいただき、充実した会となった。

　協会が行っている派遣事業の企画例は下記の通り。講師派遣等に要する費用は当協会規定によるが、ご相談に応じるので、ぜひご連絡いただきたい。