野党、骨太09を一斉批判/「なぜ文章から消さない」
野党各党は6月23日、政府が骨太の方針2009で社会保障費の伸びを年2200億円抑制する方針を事実上撤回したことについて、「なぜ明確に文書から消さないのか。本当に骨太の方針なのか、国民の誰もがいぶかしげに思うに違いない」(鳩山由紀夫民主党代表)などと一斉に批判した。鳩山氏は党本部で会見し、政府・自民党の集約が最後まで難航したことに関しても「政権の体をなしていない」と強調した。共産党の小池晃政策委員長は「『社会保障の必要な修復』との文言を追加しただけで国民生活に多大な苦難を与えてきた社会保障抑制路線の転換を何ら明確にしなかった」とのコメントを発表した。(6/24MEDIFAXより)