重症妊婦の判断基準を提言/都協議会、3月下旬に運用  PDF

重症妊婦の判断基準を提言/都協議会、3月下旬に運用

 東京都内で妊婦が複数の病院に受け入れを断られた問題で、学識経験者でつくる都の周産期医療協議会が3月11日、会合を開き、重症の妊婦を必ず受け入れるため、重症度を判断する基準などを盛り込んだ新たなシステムの導入を提言した。

 都は提言を受け、3月下旬をめどにいずれも総合周産期母子医療センターと救命救急センターを併設している昭和大病院と日赤医療センター、日大板橋病院を対応病院に指定しシステムを導入する。

 基準では、脳血管障害などの合併症や産科救急疾患などの症例を提示。かかりつけ医や救急隊員が意識レベルや呼吸状態などの重症度を観察カードを参考に判断する。

 また、重症の妊婦の受け入れ先が決まらない場合、消防本部指令室が直接、3病院の救命救急センターに依頼し、選定時間を短縮。3病院は順番を決めて日替わりで受け入れ、既に患者が搬送されていれば次の病院が担当する。さらに患者の情報が確実に伝わるように専用の依頼書も作成する。【共同】(3/13MEDIFAXより)

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