追加の難病11疾患、医療費助成の適用を開始/厚労省
厚生労働省は10月30日付で、医療費助成が受けられる「特定疾患治療研究事業」に新たに11疾患を追加したことを都道府県に通知し、適用を開始した。12月31日までに申請を行った人については、10月1日の時点で認定基準を満たしていた場合、同日までさかのぼって医療費を助成する。新たに対象に追加されたのは▽家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)▽脊髄性筋萎縮症▽球脊髄性筋萎縮症▽慢性炎症性脱髄性多発神経炎▽肥大型心筋症▽拘束型心筋症▽ミトコンドリア病▽リンパ脈管筋腫症(LAM)▽重症多形滲出性紅斑(急性期)▽黄色靭帯骨化症▽間脳下垂体機能障害―の11疾患。厚労省は適用開始に合わせ、同日付でこれら11疾患の認定基準なども通知した。(11/5MEDIFAXより)