身元保証機関の登録基準を策定/医療滞在ビザで関係省庁
外務省と経済産業省、観光庁は2月3日、2011年1月に運用が開始された医療滞在ビザで来日する外国人患者の身元を保証する医療コーディネーターや旅行会社の登録基準を策定し、登録申請の受け付けを始めた。
医療滞在ビザの発給を受けるには、登録された医療コーディネーターや旅行会社が身元保証機関として患者の身元を保証することとされている。
登録基準は、医療コーディネーターは過去2年間、旅行会社は過去1年間に継続して受け入れの実績があることや、国内の医療機関と提携関係があること、必要な言語を使える能力を持つ人員を配置できる体制を整えていることなど。医療コーディネーターは経産省が、旅行会社は観光庁が管理する。登録された身元保証機関は外務省のホームページに掲載され、外国人患者と受け入れ医療機関の間で治療の日程や費用の調整などの業務を担う。(2/4MEDIFAXより)