谷口謙氏が『漂萍の記』 開業医の生活と青春を活写  PDF

谷口謙氏が『漂萍の記』 開業医の生活と青春を活写

『漂萍の記−老いて後』(ウインかもがわ)谷口謙著
定価1600円+税 読者限定 特価1000円

 谷口謙氏が『漂萍の記−老いて後』を出版された。いうまでもなく本紙で長らく連載していた「続々漂萍の記−老いて後」(09年5月〜11年6月)、「同補遺」(11年10月〜14年4月)を一部改編してまとめたものである。
 谷口氏と京都保険医新聞の関わりは、一会員というよりは作り手側といってもさしつかえないほど深く長い。19年間毎月掲載した自由詩コーナーの選者を務めたほか、今回出版した98話を含めて連載6回204話を掲載。「詩」も新春・銷夏特集号に欠かさず投稿いただいている。
 すでに京丹後市の診療所は閉じられているが、60年にわたる開業医生活、詩人としての活動、それ以前の青春時代の思い出が活写されている。
 出版にあたり、ご高齢であることからお手伝いを依頼され、特例として出版元を協会気付とさせていただいた。著者の長年の貢献に改めて感謝したい。
 なお、本紙の読者限定で特価1000円(送料込)にて販売するので、協会宛にお申込み下さい。

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