講座と味わいでワインの楽しみ  PDF

講座と味わいでワインの楽しみ

 協会は2月26日の夜、市内ホテルのイタリア料理店で、山本博理事を講師に「ワイン講座〜ワインの楽しみ方」を開催した。当日の参加者は33人。

 関理事長は「今夜は協会の行事に初めてお越しいただいた方もおられるようだ。日頃は潤いのない会が多い中、わくわくするこのような会が企画され、私自身、楽しみにしていた。皆さんもワイン講座を楽しんでいただきたい」と挨拶した。

 山本理事からは、まず、パワーポイントを用い講師直伝の「ワインを楽しむ近道5」を披露。?「葡萄の品種」:知らないとワインは分かりません。?「葡萄の産地」:地図を頭に入れよう。?「ヴィンテージ」:収穫年の出来のよしあしを知ろう。?「葡萄酒の用語」を覚えよう。共通の用語が分からないと意思疎通ができません。?「香り」:ワインにとって香りは命です。宝物を探し当てるような気持ちで、自ら香りを探し求めてみようとお話しした。

 参加者のお目当てである「テイスティング」はフランス白ワイン5種(「ツェレンベルグ2008」「プイィ・フュメ・キュヴェ」「コンドリュー2008」「ムルソー・レ・ジュヌヴリエール2008」「カルム・ド・リューセック2009」)で、それぞれの産地や品種、香りやその表現の言葉を丁寧に解説。テイスティングの中には数少ない貴重なワインも含まれ、参加者はグラスに注がれた魅力的なワインを全身で味わった。

 山本理事は、「私にとってワインは『とりもち』であり、ワインを通じて友人も増え、人と人の繋がりも増えた。今夜はワインと料理を存分に味わっていただきたい」と結んだ。

 その後、料理が運ばれ、ホテルからのハウスワインも賞味しながら、とても心豊かな気分で会話も弾み、楽しいひとときを過ごした。参加者からは、またこのような企画を是非開催してほしいとの声も多く聞かれ、再開を約し解散した。

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影

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