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調剤報酬オンライン請求を支援/支払基金、5月請求分から

 社会保険診療報酬支払基金は3月16日の定例会見で、薬局による調剤報酬のオンライン請求を支援する業務を開始すると発表した。オンライン請求の事務代行者となる各都道府県薬剤師会の委託を受け、調剤レセプトデータを支払基金の各支部からオンラインで本部に送信する業務を請け負う。レセプトコンピューター導入の薬局で2009年4月診療分から、オンライン請求が義務化されることを見据え、5月請求分から対応する。

 各都道府県薬剤師会がオンライン請求の事務代行者となる場合、自らレセプトデータを支払基金本部に送信する必要があるが、そのための設備や回線、マンパワーの確保が難しいなどの理由で対応できないことも想定されている。支払基金はこうしたケースを支援する。

 業務委託に関する支払基金との契約は、日本薬剤師会が一括して結ぶことにしている。手数料は薬局当たりの単価を設定する見通し。

 支払基金は業務実施に向け、「オンライン請求を代行する者の委託を受けて行う請求支援事務実施要綱」を決めた。(3/17MEDIFAXより)

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