認証制度の開発「第三者機関に委託」/医療観光で岡本政務官
厚生労働省の岡本充功政務官は、10月22日の衆院厚生労働委員会で、医療観光を推進するために厚労省が検討している受け入れ医療機関に対する認証制度の開発を、第三者機関に委託して行う考えを示した。郡和子氏(民主)の質問に答えた。
岡本政務官は認証制度について、外国語での院内表示や食事、日本と異なる生活習慣への対応を挙げ、「認証することが必要。すべての医療機関で受け入れるわけにはいかない」と述べた。その上で「認証制度の開発は、専門的見地から中立的に評価できる第三者機関に委託して行おうと考えている」とした。
認証制度の開発をめぐっては、厚労省が2011年度予算概算要求で認証制度の開発支援事業として3900万円を要求している。(10/25MEDIFAXより)